「ラジコンカーでドリフトって格好良いしやってみたいけど、ラジコン初心者がやるには敷居が高そう…」
車好きなら一度は憧れるだろうドリフトだが、実車はもちろん、ラジコンでも少しネットで調べたくらいでは割と苦戦する。
ラジコン操作も車の運転同様、練習と経験が必要となるため、大切なのは知識より、それを体得する練習方法だろう。
本記事ではラジコン初心者でもドリフトが出来るようになるための簡単な練習方法を3つ取り上げ、つまずきやすい部分の解説付き動画も併せて掲載している。
また、「RCカーで本格的にドリフトしてみたいけど、そもそも何から買えば良いのかわからない」という方に向けてオススメ製品を2つ挙げている。
後半では全国のラジドリフターが集まるサーキットも紹介しているので、これから始める人はもちろんのこと、思うようなドリフトができるようになった人にこそ読んでほしい。
この記事が同じ趣味を持つ仲間との交流のきっかけになれば幸いだ。
1.ラジコンドリフトの楽しさ
ドリフトしたいが躊躇している方に向けて、若かりし頃峠でガードレールに刺さった(笑)スタッフが安全なラジドリ(ラジコンでドリフトをすること)の魅力を紹介しよう。
1-1.好きな車で格好良くドリフトができる
車好きがラジドリを始めたくなるのは、好きな車でドリフトを決めるという夢を実現しやすいからだ。
実際の車でドリフトをやるのはリスクが多い。車を購入する資金、チューニングするための資金、ドリフトに失敗した際の修理費用といった金銭面のリスクに加え、走行で失敗し打ち所が悪いと命の危険もある。
一方のRCカーは実車ドリフトのようなリスクがない。しかもRCカーはボディを乗せることで高級車も再現できる。また操作技術を磨いていけば格好いいドリフトも手軽に行える。
好きな車を手軽に格好良く走らせることが出来るので、車好きはラジドリを始めたくなるのだ。
1-2.楽しみ方の自由度が高い
ラジドリは楽しめる要素が多岐にわたっているので、ユーザーの好きなように目標を決めて追求できることが魅力である。
前述したようにラジドリを楽しむ要素として、好きな車を作り込む、格好良く運転するといった事以外に「集団走行をする」「サーキットで記録タイムを狙う」「コースに合わせ性能を引き出すセッティング技術を磨く」といったものも挙げられる。
ウェブ上でもラジドリを嗜んでいるユーザー達による、ラジドリの楽しみを語る投稿が多々あった。
ラジドリ楽しい😁
シャーシはrer hybrid
動きもリアルを求めて頑張ってる✌️難しいけどね😅 pic.twitter.com/HB6qoMzwXN
— naoto tateda😇 (@naotiiin_tateda) November 10, 2018
ラジドリしてると一度はやりたくなるやつ(╹◡╹) pic.twitter.com/CAdleZiHgQ
— くまたろ (@TcmhO) June 17, 2019
俺は普通のドリ車ボデエ使ってるけど…
「リアルでこんな車がドリフトするわけねーじゃん」
っていうボディでラジドリ楽しんでる人を見るとワクワクする。
ドリフト自体普通じゃないんだから、ボディだってドリ車じゃないのでも良いじゃんカンケーねぇよ!
やったモン勝ちだよ— たすく@DULAS & 81TENSION (@RdJZX81mk2) November 13, 2019
始めて二ヶ月くらいのセラ君の180!
ラジドリは楽しいぞ😃 pic.twitter.com/rwUdVpVVJn
— I T O@DULAS (@ITO_DULAS) November 18, 2019
沢山で走るとやっぱ楽しいよね!#yd2 #grk #ヨコモ #サーキット #ドリフト #ラジドリ #マイピット岐阜 #パンドラ #ラジコンサーキット pic.twitter.com/ReVmu6mADQ
— マイピット岐阜 (@mypitgifu0922) December 22, 2019
ゆれもんに勧められて始めたラジドリだけど、組み立ててるだけで既に面白い。
— たくや (@taku__ha36s) January 27, 2020
このようにラジコンドリフトには数々の魅力があることがわかってもらえると思う。
2.ドリフトをはじめよう
本章ではドリフトができるようになるまでの練習方法を掲載した。定番の定常円旋回、八の字走行の章では、ラジコン経験者による、練習で上手くいかない際の解説動画も掲載している。
もちろん以下の練習方法をこなすには、時間がかかるだろう。だがコツコツと積み上げていけば、操作感覚を身につけることができる。やってみたいけれど自信がないと思っている方も、一日3分からでもいいから是非トライしてみてほしい。
2-0.ドリフトするにはスロットル感覚を掴む事が重要
ラジコンカーで理想とするドリフトを決める為に大切なことは、特にスロットル(=アクセル)の操作に慣れることだ。
話は少し逸れるがラジコンカーに触れたことがある方なら、ステアリングも重要と思うことだろう。直進の道を走らせるには、ステアリングの感覚を掴んでおかないとRCカーがあらぬ方向へ走っていってしまう為だ。
さらに、RCカーでもドリフトのテクニックにはパワースライドやブレーキングドリフト、直ドリなど多数存在するが、いずれもステアリングを身につけないと使い分けるのは難しいため重要であることは間違いない。
ただドリフトにおいてステアリングはドリフトのきっかけ作り、ドリフト時のカウンター当てに必要だが、スライド量や回転半径はスロットルの加減で調整する必要がある。つまり理想とするドリフトをするにはスロットルワークが肝心ということだ。
以下の章からは実際にラジコンカーでドリフト走行ができるようになるために、練習する方法を掲載した。是非目を通してみてほしい。
2-1.RCカーをまっすぐ走らせる
まず初めにこの練習をする理由は、スロットルとステアリングの感覚を掴む基礎を築くことだ。
練習方法はペットボトル2本の間を、RCカーが真っ直ぐ走るように操作するというものだ。まず、ペットボトルを2本用意し、RCカー2台分ほどの感覚を空けて設置する。次にそのペットボトルから10~15m離れた場所にRCカーを置く。そして、そこからペットボトルの間を通り抜けるように走行させる。
文字にして書いてみると簡単そうに思えるかもしれないが、これはやってみると難しい。というのもRCカーはスロットルだけでまっすぐに走らせることは難しく、ステアリングで微調整をする必要がある。
これは車の運転も同じことだと思うが、まっすぐに見える道でもタイヤは路面の影響で向きを変えてしまうため、ハンドルを握っていないと意外と真っ直ぐ走らないものである。
上記の動画でもラジコンショップの名物店長・ガガ高橋さんが「真っ直ぐ走らせるということがいかに難しいか」を解説している。今回紹介したこの練習が基礎練習でありながら、かなり難しいものであることが分かる。
はじめはゆっくりでもいいので、スロットルとステアリングの感覚を掴んでみよう。そして全開スピードでも間を通り抜けられるようになれば、RCカーの操作技術が上達しているだろう。
スロットルとステアリングの感覚をつかめたら次の練習に移行してほしい。
2-2.RCカーが円を描くように走らせる
いよいよドリフトの前段階と言えるこの練習では、ステアリング、スロットルの具合でRCカーがどうドリフトするのかを把握することを目指す。
まずは目印として円の中心に空き缶を置いてみよう。次にその空き缶を中心として大きく円を描くように時計回りで、ラジコンカーを走らせる。
ただ操作なれしていない段階だと、ドリフト走行をさせるのは難しいので、グリップ走行から徐々にドリフトの体勢に変えてみてほしい。滑り出してからステアリングは一定で、スロットルワークで円を描くようにドリフトへ移行させてみよう。
大きな円を描くように操作できるようになったら、今度は円を小さく描くようにドリフトさせてみよう。そして安定して円を描くようにコントロールできたら、次の段階として逆時計回りでも同じように練習する。
この練習をすると、「どんどん内側にRCカーが行ってしまう」「円のサイズが安定しない」…など様々な悩みに行き着くことだろう。解決方法としてはあなたの身近にRCカーをやっている知り合いがいれば、聞いたほうが早い。だが、そう都合よくもいかないこともあると思う。そこで手助けになるのが以下の動画だ。
上記の動画は、投稿者のミカスさんが定常円旋回の練習をするなかでつまずきやすいポイントを解説している。痒いところに手が届いている構成の動画である。動画内ではミカスさんの手元を撮影しながら、どういう操作をするとRCカーはどのように動くのか解説している。
上記の動画を参考にしつつ、円を描くように自由自在に走ることができたら次の練習ステップに移行してみてほしい。
2-3.RCカーが八の字を描くように走らせる
ドリフト練習で最後に当たるこの練習をすることで、コースごとに対応するドリフト走行ができるようになる。
この練習も2-2で説明した円を描く練習と同様に、はじめのうちは大きな円を描くように練習するのがオススメだ。まず目印として大きく八の字走行できるようなイメージでペットボトルを1本ずつ設置する。
ゆっくりでもいいので、右回りで八の字走行できるように練習する。ステアリング操作の感覚がつかめたら、直線ではスピードアップ、コーナー近くでスピードを落としドリフト走行をする。そして安定して大きく八の字走行出来るようになったら八の字のサイズを落として練習する。この練習を繰り返して走らせることになれたら、逆周りでも同様に操作してみる。
この八の字旋回は今までの練習の総まとめになっている。直線と円を描く走行の2つが身についていれば練習していくなかでマスターできるだろう。
だがドリフト走行を目的としているなら、この練習から始めたいという方も居るだろう。そこで参考になるのが以下の動画だ。
動画ではラジコンショップの名物店長・ガガ高橋氏が、プロポの持ち方やラジコンをゆっくり操作しながら操縦の解説もしている。また練習でつまずきやすいポイントにも触れているため初心者もわかりやすい動画である。
ここまでの練習を終えてラジコンカーの操縦に自信がついてきたら、次はコースごとに操作感覚を掴むためサーキットデビューをしてみよう。
3.ラジドリに必要なアイテムの紹介
「ラジコンカーに好きなボディを乗せて格好良く走らせたいが、何を買ったら良いかわからない。」とお悩みの方も居るのではないだろうか?
そこで本章ではラジコンの種類に触れつつ、ラジコンカーで本格的なドリフトをするにあたって性能のコア部分にあたるシャーシの中でもおすすめのものを理由とともに2点紹介した。
また気軽に近くの公園でドリフトをしてみたい、という方に自分に向いているRCカーがわかる方法も掲載。あなたのお気に入りのラジコンが見つかれば幸いだ。
3-1.ラジコンにはトイラジコンとホビーラジコンがある
ラジコンには大きく分けて2種類ある。トイラジコンとホビーラジコンだ。
トイラジコンは完成品状態のラジコンで子供向けの製品となっているので気軽に走行が楽しめる。初心者用と書かれた製品も数多く存在し値段も数千円程度で購入できるので、手が出しやすい。
もう一方のホビーラジコンは自分で組み立てるタイプのラジコンを指す。シャーシ(車体)、メカ(送信機、受信機、サーボ、モーター)、動力用のバッテリーなど走行させるために必要なパーツを揃え、組み立てることで走行可能となる。
ちなみにトイラジコンは分解出来ない設計になっているものがほとんどのため、パーツ単位で組み換えたり壊れた部分だけ新しいものに変えるといったことは出来ない。逆にホビーラジコンは組立式なのでチューニングやメンテナンスも可能だ。
どちらにもメリット・デメリットがあるがラジドリに注力するならば、後述している通りホビーラジコンをオススメしたい。
3-2.本格的なドリフトをするならホビーラジコン
ラジコンカーで本格的なドリフト走行をするつもりなら、ホビーラジコンを買うことをお勧めする。
これはラジコンの知識がついてくると分かるのだが、トイラジコンとホビーラジコンでは走行性能の差が歴然としている。まず、両者の性能差がひと目で分かる以下の動画を見てほしい。
車体が小さいものがトイラジコン、大きい2台はホビーラジコンだ。後半はトルクの違いが際立っているが、前半2分ほどでサスやウェイトの違いも一目瞭然。
もちろんその分両者には販売金額面ではかなりの開きがあるわけだが、これだけ過激な走行実験にもかからわず8000件以上のいいねがついていることから、誰しもが圧倒的な性能差を感じるのだろう。
ちなみに動画を見ただけではなく実際に2種類のラジコンを操作してみないと伝わりにくいかもしれないが、ドリフト走行で重要な操作性もホビーラジコンの方が優秀と言える。
ホビーラジコンとトイラジコンの搭載しているメカ・パーツを見比べると性能差が歴然としており、これは操作性に直結する要素でもある。トイラジコンはパーツをいじれないのだが、ホビーラジコンでは受信機、スピードコントローラー(アンプ、ESCとも呼ばれる)、サーボなど独立しており、シャーシのセッティングなど操作性の肝となる所が用途に合わせて選択できる。加えて3-1で前述した通り、ホビーラジコンならば壊れた場合の修理も可能だ。
このように、ホビーラジコンは「意のままに操れるように自分だけのセッティングができる」ラジコンといえる。
この為、本気でドリフトを楽しみたいならホビーラジコンを購入するべきだ。
3-3.最近のラジドリで人気なのは2駆(2WD)
最近のラジドリの主流は2駆(2WD)となっている。数十年前にRCカーブームを体験した人には2WDの方が人気というのは信じられないと思えるかもしれない。そこでラジコンでドリフトをさせたいファンの間で2駆が主流になるまでを順を追って説明しよう。
まず前提として実車だと2WDは派手なカウンター走行が可能なので人気の車も多い。そのためラジコンも2駆が人気だったと思うかもしれないが、数十年前は2WDラジコンでドリフトをするファンは少数であった。と言うのも当時2WDシャーシでドリフトさせるのは4WDよりもハードルが高かった為だ。
ハードルが高いとされていた主な理由は2WDラジコンカーでドリフト走行をさせようとすると、スピンの連続でドリフトを維持させること自体が難しかった為だ。また2WDラジコンカーのデメリットとして挙げられる、「セッティングの難しさ」も相まってラジコンカーを楽しむファンの間では2WDでのラジドリは玄人向けとされた。
2WDと比べ4WDは自宅近くの公園、路面など外で安定して走らせることが可能だった。つまりラジコン初心者でも場所を選ばず走行の練習がしやすく、等速で走行するのでドリフトの練習もしやすかった。
ちなみに発売当初は数万円と高価な製品も多かったが、その後安価で簡単にドリフトが出来る完成品も発売されるようになり始めやすい環境が整っていたことから人気となった。
しかし数年後に、技術が進歩し2WDが主流となる大きな要因が登場した。それがスピンを抑えるために自動でカウンターステアが作動する「ステアリングジャイロ」だ。
このジャイロの登場から2WDでドリフトしやすいRCカー製品の開発が進んでいき、初心者でもドリフト走行がしやすい専用シャーシやパーツが販売される環境に移り変わっていった。また最近のサーキットは二駆でしか走れない場所も増えてきている。
更にこうした影響から、様々な車のボディが2WD仕様で商品化されている。このため現在では二駆でラジドリをするのが主流となっている。
なおラジコンはやっていくうちにセッティングや修理などでわからないことが多々でてくる為、すぐに質問しやすい環境で始めたいなら二駆を選んだ方が良いだろう。
このようにラジコンカー技術の進歩と環境の変化があることから、今は2駆ドリフトラジコンカーではじめることがお勧めである。
3-4.ラジコンカーを構成する部品一覧
ホビーラジコンカーを完成させるためには、基本的に以下のものが必要になってくる。
・シャーシキット ・ボディ ・バッテリー
・コントローラー類(プロポ) ・ステアリングサーボ
・スピードコントローラー ・モーター
・バッテリー ・送受信機 ・タイヤ
・ピニオンギヤ ・ボディ ・塗料 ・オイル、グリス ・工具
そして本格的にラジドリを楽しむつもりなら上記のパーツの中でも特にシャーシ購入はよく検討して欲しい。というのもドリフト専用のシャーシというものが存在する為である。専用シャーシはラジコンカー初心者もドリフトが楽しみやすいように、ドリフトさせるきっかけ作りやハンドルきれ角に対応している製品である。
ただ初心者が自分でシャーシを選ぶとなると似たような名前や見た目の、微妙に性能が異なる製品が多々あり分かりづらいと思う。
そこで本格的にラジドリを始めたい方に向けて下記に初心者向け、中級者以上向けのお勧めドリフト専用シャーシを記載したので目を通してみて欲しい。
3-5.ホビーラジコン初心者なら4WDのドリパケがオススメ
ホビーラジコンを購入するのが初めてという方にオススメなシャーシが、ヨコモのドリフトパッケージ ベーシック キット DP-DP8である。
実は今回紹介するドリフトパッケージのシャーシは四駆で、3-2で述べた現在の主流とは異なっている。だがこのシャーシは初心者にこそメリットがある。それは組み立てがしやすい工夫が随所にあって、そのうえ2WDに比べればお手軽にドリフト操作が出来る点だ。
このキットはホビーラジコン初心者にとって一番面倒と感じやすい組み立てで挫折しないよう工夫が見受けられる。例えばドリフトパッケージの箱を開けると、組み立ての工程毎にパーツが小袋に分けられている。これによりラジコンを構成する細かいパーツを無くすリスクは下がっている。
また、初期装備としてフルベアリング・ユニバーサルシャフト・金属製プロペラシャフトが揃っている点も魅力的だ。これらの部品を買い揃える為にキットの説明書には寸法が書いてあるのだが、初心者が寸法から必要個数や商品探しをするというのは手間がかかる。その手間が省けて高性能のシャーシでラジコンデビューができるというホビーラジコン初心者に優しいキットとなっている。
四駆の特徴としてパワーが有りスピードも出るので、手軽に安定した走行が可能だ。このためドリフトに入るきっかけ作りをしやすく、ドリフト操作がしやすい。
このように、組み立てやすくドリフト操作しやすいヨコモのドリフトパッケージ ベーシック キット DP-DP8はホビーラジコンに初めて触れるという初心者の方にオススメしたいシャーシだ。
なお購入前に組み立て方を知ってから購入したいという方も居ることだろう。そこで役立つのがヨコモの公式サイトの製品ページから、組み立てマニュアルを確認することだ。これにより必要な工具や、実際にどう組むかといったことが想像できる。
二駆のラジコンカーはドリパケ改造よりも別途購入がベスト
紹介したドリフトパッケージは二駆へ改造することも出来るのだが、改造するよりも二駆用のラジコンカーを別途購入することを検討して欲しい。
その理由は至ってシンプルで、ドリフトパッケージを改造する費用より調整された二駆のシャーシを購入する費用の方が安い為だ。
3-1でも掲載したとおり、ホビーラジコンカーは基本的に理想の走りを追求する為に、実車同様に自由にカスタマイズ出来る。3-5で紹介したドリフトパッケージのシャーシは、仕様として四駆から二駆に改造することが可能となっている。
だがドリフトパッケージを二駆に改造するには、二駆シャーシを購入するよりもコストと改造技術が要求される。もちろん好みの問題もあると思うので、どうしても自分が使っていたシャーシを改造したい理由があるならアリだろう。
ただしRCカードリフトを長く嗜むつもりなら、四駆用としてドリフトパッケージ、二駆は別のキット、といった形で所持しておくことを推奨する。
3-6.大会で記録を狙うならYD-2Sがおすすめ
大会で優勝を目指すラジコンドリフトの挑戦をしたい方には、ヨコモのシャーシキット「YD-2S」を勧めたい。
YD-2Sはヨコモから発売されているドリフト専用シャーシ「YD-2」シリーズの中の1つだ。YD-2Sは高性能で初心者も中級者以上も扱いやすいオールラウンダーなモデルである。
ちなみにYD-2シリーズはその種類ごとに、モーターの搭載している位置が異なっている。これによりドリフト時にかかるタイヤへの圧力が変わる。YD-2Sはこの圧力のバランスが絶妙であるためラジドリフターの間で評価されている。
更に全国大会や世界大会の優勝者が使用しているのがYD-2Sであるということも多い。例えば2018年11月にタイで開催されたメジャードリフトイベント「Thailand International R/C Drift Comptition」において、優勝したヒカル選手が使っていたのがYD-2Sになるが、上記の動画ではこの時セッティングを担当したタカヒロ氏が解説している。
誰が使っても優勝できるというわけではなくセッティング力も大いに求められるが、実績あるシャーシなので公式大会でも記録を狙うならYD-2Sを購入してみてはいかがだろうか?
自分にあったラジコンを探す時はRCショップへ行く
「上記で紹介されているのはどれも本格的なラジコンの紹介ばかりで正直、手が出せない。読んで損した!」と思う方もいたかもしれないが、ここで自分にあったラジコンカーの見つけ方を紹介しよう。ずばり自分が求めるラジコンカーを見つけるには、ドリフト可能なサーキットのあるラジコンショップに出向くのがよい。
上記で紹介した2つのシャーシはRCカーに本格的ドリフト走行をさせるつもりの方へオススメの製品だが、ゆるくラジドリをやってみたいという方には今後かかる金額を考えるとお薦めできない。
なのでまずは紹介した製品以外にも目を向ける機会を作ってみて欲しい。ただWeb上でどんな製品があるのか、自分の欲しいラジコンを多数ある製品の中から探すのは骨が折れるだろう。
そこで、ドリフト可能なサーキットのあるラジコンショップに出向いてみて欲しい。ショップの店員はかなり専門知識を持っており、数ある製品の中から自分に見合ったラジコンを教えてくれる。だから自分の出せる限りの予算と、どこでどのようにラジコンを走らせたいのか伝えてみよう。
ドリフト可能なサーキットのある専門店舗に訪れることで、本記事で紹介しきれていない魅力的なラジコンカーに出会える。そしてラジコンカーでわからないことがあれば、ショップの店員さんに質問してみよう。
4.サーキットデビューをしよう
ラジコン操作に慣れてきたら、自分の腕がいかほどなのかチャレンジしてみたくなるはずだ。そんなときに腕試しの場として丁度いいのがサーキットで走行することだ。サーキットは利用料がかかるが、他の人のセッティングの様子やテクニックなど得るものが多い。
本章では初めてサーキットデビューするあたっての準備、実際の走行の様子を掲載した。
4-1.サーキットのデビュー準備
まずサーキットに出かける前に持っていくべきものは以下のアイテムだ。
□走行可能なRCカー本体
□充電済みバッテリー(5~6パック)
□プロポ
□充電器
□放電器
□安定化電源(12V電源がサーキットにない場合)
□工具一式
□スペアパーツ
□プロポ用の予備電池
□シャーシ、プロポの取扱説明書
□お金
走行できるラジコンと、チューニングのために必要な道具とパーツを持っていこう。
—————————-
+α便利なアイテム
□ピットタオル
□車高ゲージ
□セッティングボード
□ピットバッグ
これらのアイテムがあると、セッティングがより捗るだろう。なおサーキットに出向くつもりなら、水分補給用のドリンクや食料など忘れずに持参して欲しい。
4-2.サーキットでのマナー
サーキットは多くのラジコンカー好きが集まる場所だが、基本的なマナーを守ることで誰でも楽しく走行できる場となっている。
そんなマナーのうち、ここではサーキットで遊ぶ上でよく出くわす代表的な例をいくつか紹介しよう。
・挨拶や声掛けをする
これはサーキットに限ったことではなく常識的なことだと思うが、声掛けを大切にしていこう。サーキットで走行させる際には始めに送信機のスイッチを入れると思うのだが、バンド帯が噛み合わないように設定されているとは言え声掛けをすることは必須といえる。
見知らぬ人でも挨拶されると悪い気分にはならないと思うので、知らない人に声をかけるのが苦手な人もまずは挨拶から声がけをしてみよう。
・自分よりも早く走っている人がいたら道を開ける
もし運転技術が身についてきたら、後ろに来た車を避け道を開けてみよう。
とはいえ避けるのもままならない初心者段階なら避けられないことを気負う必要はない。早く走ってくる人がビギナーにぶつけた場合は、ビギナーに落ち度はない。早く走っていた人が、ビギナーを抜かないのが悪いという暗黙の了解があるためだ。
残念ながら当たってきた人によっては怒る人がいることもある。なので後ろから迫られてきて困った際は「抜いていってくださーい」と声掛けするのがベストだ。
・バッテリー1本分(10分前後)走ったらコースを空けて休憩する
サーキットには利用料金がかかり、基本的には時間制である。なのでサーキットで走行するなら周りの人の様子も確認して走行することが重要だ。目安としてはバッテリー1本分または10分前後走ったら、一度コースからでて休むのが良いだろう。
以上がサーキットで楽しく遊ぶための基本マナーだが、大人数で遊ぶ際の共通マナーばかりだと思うので特に難しいこともないだろう。ちなみにサーキットごとに走行可能な車種、時間を分けているケースもあるのでサーキットごとのルールは事前に下調べしておこう。
サーキットはマナーを守ることで楽しく走行可能な上に、同じ趣味を持った人と話せる場である。通い始めのうちは「操作が上手い、下手」という点が気になるかもしれないが、RCカー初心者にこそ優しく教えてくれるベテランもいるので、まずは観戦のみでも参加してみて欲しい。
4-3.地方ごとのオススメサーキット9選
サーキットごとに走行できるラジコンは異なっている。ここではラジコンカーでドリフトが楽しめるサーキットを地方ごとに紹介した。また初心者でも気兼ねなく遊べるスポットを厳選している。
遠方からでも足を運んでみて欲しい有名サーキットもあるので、もし気になった場所があれば足を運んでみて欲しい。
1.北海道 OHMツインサーキット
動画ではオーム模型のサーキット情報やお店について解説している。模型店ではあるがラジコン関連の品揃えも豊富な為、「何を買ったら良いのかわからない」という場合もここで購入するという選択肢もありだ。
また別の動画になるのだが、上の動画では実際にドリフト走行させている様子も。道内で広々としたコースで、ラジドリ仲間たちと走るにはうってつけのサーキットだろう。
ドリフトコース改修作業完了❣️
皆様ご来店頂いておりまーす😍#ラジコン #ドリフト #ohmツインサーキット pic.twitter.com/vHAyDJJgqg— オーム模型 (@OHM_1367) August 7, 2019
ちなみに上記のようにオーム模型の公式ツイッターでは商品入荷情報の他、コースで走行した際の様子が掲載されることもある。フォローしてみてはいかがだろうか?
特徴:ツインサーキットでは2階構造でサーキットを展開。2階にドリフト走行できるサーキットがある他ミニ四駆コースも展開。そして1階にはオンロード・オフロードの他、初心者向けコースも展開している。なお、輪厚にあるサーキットでは屋外でオンロード・オフロード走行が可能となっている。
住所:北海道札幌市白石区川下 2068-1
営業時間:平日11時~21時、 土曜10時~21時、日曜・祝日10時~20時、定休日は木曜。(※祝日と重なる場合は営業。)
料金:
※1:高校生以下は学生証提示で上図の半額で利用可能。
※2:RCサーキットにはミニ四駆コースの利用料も含まれている。ミニ四駆コースのみ利用の場合は1時間200円。
HP:http://www.ohm-mokei.net/top/indx.html
2.東北 ガレージエムズ
福島県にあるガレージエムズは、2019年8月5日にオープンした新サーキットだ。タミヤチャレンジレース、ヨコモレースを開催している。上記の動画内では武藤店長による、店舗の混雑具合や営業日の事情について説明されている。ぜひ訪れる前の参考にしてほしい。
ただ、ガレージエムズは定休日の火曜日以外にも、不定期に店舗を閉める場合があるそうだ。行ってみたら店舗が閉まっていたということの無いよう事前に電話(0248-61-0065)でお問い合わせしておくのがベストだろう。
特徴:コースはグリップコースとドリフトコースの2種類。
住所:福島県岩瀬郡鏡石町五斗蒔町214番地
営業時間:15時~21時(平日) 15時~24時(金) 10時~24時(土) 10時~20時(日) 定休日:火曜(※)
料金:
※サーキットの利用には会員登録料(500円)も必要。
HP:http://garage-ms.com/index.html
3.関東 谷田部アリーナ
茨城県にある谷田部アリーナはRCメーカーのヨコモが誇る世界最大級のRC施設だ。その規模から全日本選手権や世界大会の会場にもなった。また上記の動画では店舗の担当スタッフが各コースを紹介しているので、その広さを是非見てみてほしい。
ドリフト初心者でも練習可能なコースや、記録を狙うためのコースもありラジコンドリフトを本格的に始めたいなら至れり尽くせりの施設だ。
ちなみにドリフト以外にも80年代のバギーブームを体験しているなら見るだけでグッと来るオフロードサーキットもある。関東在住なら見学からでも体感してみることをオススメする。
特徴:イベントが定期的に開催され、年間で60~70レースほど。コースはオンロード、オフロード、ドリフトトレーニング、ドリフトカーペットが設けられている他に、カフェテリアやキッズエリア、ベビーベッド、パウダールームと設備が充実。家族で行っても楽しめること間違いなし。
住所:茨城県つくば市緑が丘4385-2
営業時間:11時~20時(平日) 9時~19時(土日祝)
料金:会員登録料5500円 (※家族割引など各種割引によって変動します。)
HP:https://www.yatabearena.com/
4.甲信越/北陸 レディオガガ
動画内では福井県にあるレディオガガの店長自身がコースを紹介している。店長がとにかく初心者の参加しやすさを徹底しており、ラジコンカー初心者も上級者も楽しめるサーキットとなっている。
サーキットは屋外オフロード、屋内オフロード、オンロードなど全7面用意されている。屋内コースの中には「ドリフトインドアサーキット」や「ミニッツゾーン」に加え、八の字など走行練習可能な「フリースペース」もある。
余談だがガガ高橋店長はユーチューブにて多数ラジコン関連の動画を配信している。少しぶっちゃけたものだとラジコンサーキットの運営事情や、操作技術的なものだとラジコン初心者から上級者までタメになる内容の動画もある。気になる内容の動画をチェックしてから、店長へ話しかけてみてはいかがだろうか?
特徴:ガガ高橋店長がRC業界の再興を目指しており、初心者でも気軽に楽しめるように配慮している。例えばサーキットの走行時間分けに着目すると、初心者~上級者でスケジュールされている。
住所:福井県丹生郡越前町下糸生133−14
営業時間:12時~23時(平日、ちなみに火曜は17時~) 10時~20時(土日祝) 木曜定休
料金:
※1:女性、小中高生の各種設備利用は無料。
※2:ミニ四駆、MINI-Z(ミニッツ)ゾーンは利用料金ではなく、入場料となっている。なおミニ四駆ゾーンのみ、受付前に1000円以上の買い物で入場料が無料になる。
※3:SNS割引については条件あり。
条件1:フェイスブック、ツイッター、インスタグラムのアカウントにて自分がレディオガガでラジコンを遊んでいる様子がわかる投稿をする。
条件2:フェイスブックの場合は公式アカウントをフォローする。インスタグラム、ツイッターの場合はアカウントのフォロワーが30名以上いることが条件。
※4:会員登録料は8000円。会員登録時に25日間フリーパスと商品券1000円が貰える。ちなみに非会員がフルセットでラジコン関連製品を購入した際、無料で会員登録が可能となる。
※5:会員は25日間フリーパスの購入が可能だ。ノーマル会員は7000円、シルバー会員は6500円、ゴールド会員は6000円、プラチナ会員は5500円。期日前に更新すると500円割引だが、初回更新、期日以降の継続更新をする場合に限り+2000円必要となる。
5.東海 HIKOtech
ヒコテックは愛知県にあるサーキットだ。動画内では店長のひこてつ氏がサーキットの様子、受付手順のほか、コースの様子、コンセントの位置など設備紹介もしている。
なお利用には利用料のほかコース指定タイヤの購入も必要になる。値段は1400円で仕様は四駆、二駆の二種類。指定タイヤは4駆がケツカキ ヒコテック ドリフトタイヤ HDPEで、2駆はヒコテック ドリフトタイヤ ミディアム 。(フロントタイヤは指定なし。)
ちなみにひこてつ氏のチャンネルでは他にもラジコンの製品紹介やレースの様子を紹介している動画もあるので、気になるキットやパーツのレビューがあったらぜひ見て欲しい。
特徴:ラジコンドリフト専用サーキットになっている。メインサーキットの他に八の字コースもあるので、練習走行することも可能になっているのが魅力。
住所:愛知県春日井市東野町5-27-14
営業時間:24時間営業中
料金:
※1:上記の料金表はピットと電源利用料込の費用となっている。
※2:コース用指定タイヤの購入に別途1400円必須。なお両替機は千円札にしか対応していないので事前に千円札を用意していこう。
6.近畿 らじこん屋東近江 K2サーキット
上記の動画では、滋賀県にある「らじこん屋東近江」について紹介している。 こちらのお店では新品はもちろん、中古のラジコン関連製品の買取や販売も行っている。
コースはオンロードEPの1本のみでシンプルなサーキットとなっている。利用料金が会員でなくとも、1時間200円から利用できるのはかなり魅力的。
そして不定期ではあるがコースレイアウトも変更される。イベントは他にも月ごとにレースを2回程度開催。また今年の5/24には『ヨコモ 2WD ツーリングカー 全日本みたいな選手権 2020 』という企画レースも開催されるようなので、おもしろいラジコンサーキットへ訪れてみたいならオススメの1店だ。
特徴:このサーキットはコースが1つということもあってか、利用料金が会員でなくともかなり安い。また初心者ならRCカーフルセット(タミヤXB含む)を購入すると1ヶ月コース利用料が無料になる他、希望者には初心者レッスンも開催している。
住所:滋賀県東近江市木村町22番地
営業時間:平日 12時~21時、土/日 10時~21時、定休日:木曜日(※サーキットのみ22時まで営業。)
料金:
HP:http://members.e-omi.ne.jp/kubosakaeshoten/page033.html
7.中国 ラジまに
動画では、広島にあるサーキット「ラジまに」へ訪れた有志たちが実際に店舗内、コースを利用した際の様子を編集した動画となっている。
ラジまにのコースは3種類あり、ドリフト専用、ミニッツ専用、ドリフト練習専用となっている。利用料金も1時間300円からと、ワンコインで済む金額。更に女性または中学生以下は半額の150円だ。
ちなみにラジまには店長の「けんちゃん」と事務の「やっさん」の夫婦2人で経営しているお店である。お客様を第一にという方針で、コンビニのように入りやすいお店つくりを意識している。
例えば店頭にないマニアックな商品も購入希望と伝えるとスタッフが取り寄せてくれたり、ラジコン初心者の方には予算や好みからオススメのラジコンを店長がリストアップするサービスもあるそうだ。
また施設に女性、子供がくつろげるスペースも設けてあるので家族でも訪れやすいサーキットとなっている。気兼ねなく利用しやすいショップ兼サーキットと言えるだろう。
特徴:利用しやすさを意識したRCショップ兼サーキット。ラジコンのことで不明点があればマニアな店長に気軽に質問でき、RCカー購入相談も受け付けている。なお2019年8月にサーキットの全面改修や改装も行っていた。
住所:広島県福山市松永町517-1
営業時間:火~土曜 12時~22時、日曜 10時~20時、定休日:月曜日
料金:
※上記料金で3コース(ドリフト、ミニッツ、ドリフト練習)全て利用可能。
8.四国 ラジコン天国 徳島サーキット
上記の動画ではラジコン天国徳島店のドリフトコースで走行する様子から、コースや路面状況を把握できる。5台以上連なって走ることができるスペースの広さがあるので、ラジドリに慣れている仲間と大人数で訪れることで盛り上がること間違いなし。
徳島店のサーキットは全部で5面。動画内で走行しているインドアのドリフトコース以外にもミニッツ専用コースの他、屋外サーキットでは電動カー、エンジンカーの走行が可能だ。更にクローリング広場もあり岩道の攻略にチャレンジ可能。
当店オリジナル塗装済みボディDRIFT X TREME PS13シルビアTeam SAMURAI Project FC3S 完成しております👍#NISSAN #シルビア #MAZDA #FC3S #D1 #ドリフト #RC #ラジドリ #ラジコン
Posted by ラジコン天国 徳島店 on Friday, January 24, 2020
上記は徳島店のフェイスブックで公式ブログとなっている。販売中のアイテムやサーキットでの走行動画等が掲載されている。
特徴:ラジコン天国はラジコン関連品の買取・販売を行っている。また工房内で製作したラジコンボディ、整備した中古ラジコンのネット販売も。おすすめのパーツやキットも教えてくれるので、ラジコンカー選びに迷ったら店員さんへ相談してみよう。
住所:徳島県阿南市那賀川町日向13−5
営業時間:火~日曜 10時~19時、定休日:月曜
料金:
HP:http://www.kigu.jp/rc/2013/mein.html
9.九州 久留米中村模型店 K-Stadium
上記の動画は、久留米中村模型K-Stadiumでの公式レース動画だ。この他にもRCトラックレースや、RCオープンカーのみのレース等が開催されている。動画を見ても分かる通りダイナミックなサーキットだ。
サーキットは3つ。一階のドリフトコースとミニ四駆コースがあり、二階にインドアオンロードコースが展開されており動画内のコースは二階のコースとなっている。またビギナーと、一般で走行時間の区分けがされているので参加時間には注意。
また上部の動画ではミニ四駆ステーションをめぐる動画シリーズとなっているが、中村模型店内の様子やラジコンサーキットへ移動する様子が写っている。実際に店内を訪れた様子がわかりやすいので訪れる前にぜひ1度目を通して欲しい。
特徴:中村模型店はラジコン、プラモデル関連商品を取り扱っている店舗兼サーキットだ。利用料は紹介してきたサーキットと比較するとやや高めなので、お財布には要注意。
住所:福岡県久留米市国分町 2063-1
営業時間:月、火曜 12時~20時、水、金曜 12時~21時、土日曜 10時~21時、定休日 木曜
料金:
※1:利用料金には全コース、ピットテーブル、施設利用料が含まれている。
※2:会員費は半年で2万円となっており、会員のみ後受付が可能だ。
※3:1階でドリフト走行をする際には指定タイヤのみ使用可能。また2階インドアオンロードコース(CRCカーペット路面)では指定グリップ剤のみ使用可能。
HP:http://www.kumin.ne.jp/k-sta/
まとめ
ラジコンはドリフトのやり方が分かっても、運転技術と同様に実際操作してみないとその技術を身につけることができない。
初心者の方にオススメ練習方法は3つ。直進走行と、円を描く様に走行させることと、八の字で周回させることだ。
そして本格的にドリフトを始めるつもりなら、シャーシはヨコモのドリフトパッケージか、YD-2Sの購入をオススメする。ただしこの2つの製品は数万円で他の必要なアイテムも買い揃えると費用がかさむため、ただ軽くドリフトさせてみたいという方は勧めにくい。
なので自分が用意できる予算に折り合いがつくうってつけのラジコンカーを見つけたいなら、ショップに出向くと良いだろう。
ラジコンカーの操作にも慣れ、腕試しをしたくなったらサーキットへ出向いてチャレンジしてみるのもありだ。初心者でも観戦のみ可能なサーキットもあるので、不安なら走りを見ることから始めてみよう。
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